携帯電話販売から福祉の世界へ

 転職のきっかけは人それぞれだとだと思います。私は携帯電話会社で正職員として働いていました。PHSが普及して世の中の人たちが携帯電話を持ち始めたころに転職を決めました。これから仕事が増えるのでは?というときになぜ転職をしたかというと、先が見えたからです。何社かある電話会社が客取り合戦になってパートや臨時職員を多く雇う時代がくると思い、仕事の価値が無くなってしまうと感じ、新しい職業として高齢者介護を選びました。

 

 入職当初は介護保険施行の前でしたが、日本が高齢化を迎えるというのは知っていましたので「介護」という仕事は新しい産業になるのは間違いないと確信していました。介護現場で夜勤などをしながらスタートし大変な時期もありましたが、現在は社員数400名ほどの会社となり、人事担当をしています。就職ガイダンスなどにも参加しているので、企業側の視点も含めて私なりのアドバイスをさせていただきます。

 

 多くの人事担当者がそうだと思いますが、前職というのはあまり気になりません。コロコロと転職を繰り返している場合は多少気にはなりますが、ご家庭の事情であったりその人のライフイベントでどうしても職種を変えなければならない方はたくさんいますから。前職の経験よりも、その人がこの(新しい)分野で何を目指そうとしているのか、その人に何が見えているのか。このあたりを人事担当はよく見ています。企業というのは新しい考え方を創造できる人材を求めています。

 

 「なんとな〜く」でいいので、ご自身でこれから日本はどうなるのか?もしかしたら今後この職業はこんな風になるかも?なんて想像しながら転職先を考えるとやる気も出てきますし、転職しようと決めた自分を誇りに思うことができます。


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